texted by KNJ & TOP DOCA
special thanks to 楠本千尋 (SHOOTING STAR)

SWEET ROSE/ MELODIANS
LABEL: LINKS
  1967年後半に発足したLINKS RECORDS。元々はCOXSONEに在籍していたKEN BOOTH,DELROY WILSON,GAYLADS,MELODIANSが立ち上げたレーベルでシングルを数枚リリースするも経済難や嫌がらせ等で数年でなくなります。しかしその内容は濃く、コレクターの間でも人気のCAN'T YOU SEE,AREN'T YOU THE GUY等がある。最近では CAN'T YOU SEEが再発されたましたがラベルはLINKSだが、同レーベルからのリリースかどうかは不明。裏面 のVIRSION2はDJカット、ちなみに裏面はLINKSからのリリースではないです。 バックはLYNN TAIT&THE JETSが務めます。その後GAYFEET(SONIA POTTINGER)等に移籍し、LADY WITH THE STARLIGHT(K.BOOTH),OVER THE RAINBOWS END(GAYLADS)(共に最近HIGH NOTEから好カップリングで再発)等はLINKSの雰囲気を残しています。
THANK YOU LORD /THE WAILERS
MELLOW MOOD
LABEL:WAIL'N SOUL'M
  THE WAILERSがCOXSONE から独立後に立ち上げた自らのレーベル WAIL'N SOUL'M(WAILERSとSOULETSから)からリリースされた極上のROCKSTEADY。SKAとREGGAE 時代の録音に評価が集中しがちな彼等ですが、ROCKSTEADY 期の録音も数は少ないが聴き逃せません。後にいろんな人にカバーされてますが、LORDの神という意の歌詞はJAHとなりラスタへの移り変わりがうかがえます。
HOLD ME TIGHT / MARCIA GRIFFITHS
LABEL:STUDIO ONE
  FEEL LIKE JUMPINGでもお馴染み、数々の名曲を残しているMARCIA GRIFFITHS。 JOHNNY NASHの名曲をSOUL VENDORSをバックに優しく唄い上げる。 イントロからERROL WALTERSでしょうか、気持ちのいいギターのリフから始ま全体にタイトな演奏を聞かせててROCKSTEADYしてて、お気に入りのテイクです。
ROCK A SHACKA VOL. 11 収録。
THE LAST WALTZ / THE SOUL VENDORS
SENTIMENTAL REASON / HAMLINS
LABEL:COXSONE
  これまたSOUL VENDORSによる、人気曲ラストワルツ。アルトサックスの熱いブロウとオルガンが素朴に奏で、ベースラインが渋く単調に繰り返す気持ちのいい大名曲 。ALTON ELLISEが来日したときにもDREAMLETS & DETERMINATIONS HORNSで演奏してたが、この時も素晴らしかった。CDでも聞けるようになっているので、これは聞いてもらいたい。 またFABから、明るめのテイクの Laurel Aitken & Rainbowsもあります。
ROCK A SHACKA VOL. 11 収録。 オリジナルと70'
PEACE ON EARTH / PREMO & JOSEPH
LABEL:PAMA
  傘下にPUNCH,CRAB,BULLETをもち、シングル80枚以上、LP15枚ほどをリリースする大レーベル。このPREMO & JOSEPHは他にはあまり見あたらないがこの曲はオルガン主体によるROCKSTEADYで、この2人によるナイスなコーラスでPEACE ON EARTH〜PEACE ON EARTH〜とHIGGS & WILSONばりに唄い上げる、切なナンバー。
PLACE IN THE SUN / SLIM SMITH
LABEL:BULLET
  同じくPAMA系列のBULLETレーベル(UNITYからもあり)から、STEVIE WONDERの名曲をカバー。このSLIM SMITHテイクは後半数秒で録音がいきなり下がりる、適当?な感じがいいです。 "Keep That Love Light Shining (TJDDD170) "のCDではなってませんが。同オケでのDAVID ISAACS(TROJAN/JAMA)によるテイクもあり、やはり当時はジャマイカでも人気があったようです。またDELINGERによるDJカットもあり、こちらも渋くマストです。 ※JHON DEVOR...DJCUT